出資先はPercolata Corporation
1月25日に、総合人材サービス業を展開しているパーソルグループのテンプホールディングス株式会社が、Percolata Corporationに対して出資したことを発表した。
今回の出資は、同グループにおいてHR Tech領域に対する投資などオープンイノベーションを推進しているTemp Innovation Fund合同会社を介して行われている。
ビッグデータ分析によりシフトの最適化を図る
今回、テンプホールディングスが出資を行ったPercolata社は、小売り店舗で働いている人の人事情報やパフォーマンスといったデータを用いて、最適なシフトを予想するサービスを展開している。
これは、同社が開発した独自のセンサーなどを活用して集めたビッグデータを分析することにより予測されるもので、人工知能を用いた機械学習によって、時間が経過するごとに予測の精度が高まる。
昨今、人事に関する情報を解析し、各人のパフォーマンスや採用要件、適材適所といったデータを予測する「ピープルアナリティクス」分野が、多くの注目を集めており、テンプホールディングスは、同社の提供しているサービスが、世の中の多くの小売り店舗における最適な人材活用に寄与すると考え、今回の出資を決定している。
テンプホールディングスでは、今後もTemp Innovation Fundを通じ、革新的なHR Tech領域に対する出資を継続する意向としている。
(画像はテンプホールディングストップページより)
テンプホールディングスプレスリリース
https://www.tempstaff.co.jp/