予定通り32.5億円で取得完了
平和不動産リート投資法人は2017年1月20日のニュースリリースで、2016年10月17日に公表したアクロス新川ビルに係る信託受益権の取得について、資産運用を委託する資産運用会社の平和不動産アセットマネジメント株式会社が予定通り、2017年1月20日に32.5億円で取得を完了したと発表した。
「アクロス新川ビル」は、東京都中央区にあるオフィスとレジデンスの複合ビルで、既存ポートフォリオの平均水準を上回る規模と高い質を持った物件であることと、取得時点より含み益を見込むことが出来ること及びポートフォリオの収益拡大が期待できることなどの理由でこの物件の取得を決定していた。
法人と個人の需要に対応
「アクロス新川ビル」は地上14階地下2階で、レジデンス部分が13階と14階の2フロアのみの主用途がオフィスであるため、投資区分としてはオフィスとなっている。また、平和不動産が取得した14階のレジデンス部分は、50~83平方メートルの広さで高級感のある外観と内廊下となっており、ファミリータイプの住宅利用の需要だけではなく、都心主要部のビジネスエリアへのアクセスも良好であることから、法人の社宅利用としての需要も想定できる物件となっている。
今後の見通しとして、本取引による2016年7月15日付の2016年5月期決算短信において公表した、2016年11月期(第30期)における運用状況の予想に与える影響は軽微であり、運用状況の予想の変更はないとしている。
(画像は平和不動産リート投資法人のサイトより)
平和不動産リート投資法人ニュースリリース
http://www.heiwa-re.co.jp/site/file/tmp-5q4YY.pdf平和不動産リート投資法人
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