ゆうき介護ケアプランセンターの指定を取り消し
神戸市は12月8日、介護保険法に基づき居宅介護支援事業者の指定取り消し処分を行った。指定が取り消されたのは、神戸市東灘区の居宅介護支援事業「ゆうき介護ケアプランセンター」で、運営者は明石市の社団法人「らくちん」。
市によると、利用者の署名や印影をカラーコピーして貼り付けるなどして3人分の居宅サービス計画書を偽造し、居宅介護サービス計画費約18万円を不正請求して受領したため処分を決定した。
9月9日から介護保険法に基づく監査を実施し、不正請求の事実を確認するための書類検査、管理者や法人代表からの事情聴取を行ったうえで、11月30日に事業者に対し行政手続法に基づく聴聞を実施した。
不正受領額に加算金を加えて返還請求
神戸市はらくちんに対し、不正請求して受領した居宅介護サービス計画費約18万円に、介護保険法第22条第3項に基づき返還額に100分の40を掛けた加算額約7万円を加えた合計約25万円の返還を請求する。
さらに、適正な居宅介護支援サービスが提供されていることが確認できなかった居宅介護サービス計画費約96万円についても、不適正な請求とみなして返還を求める方針だ。
(画像は神戸市ホームページより)
神戸市のプレスリリース
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