電力小売りを住宅販売とセットで付加価値のある新提案
株式会社日本エコシステムは12月15日、同社の新電力サービス「じぶん電力」で株式会社センチュリー21・ジャパンと業務提携し、「じぶん電力」の小売り契約を拡大していくと発表した。
「じぶん電力」は太陽光発電を無料で設置する電力サービスで、今回の提携によりセンチュリー21・ジャパン加盟店から新築・中古住宅を購入する顧客に、電力小売りをセットで販売することにより、太陽光発電の無料設置、環境に優しい電気や非常用電源の利用などの付加価値を付けた新しい提案が可能になるという。
当初は関東のセンチュリー21・ジャパン加盟店400店舗から開始し、その後は全国加盟店へつなげ2年間で1,000件の小売り契約を目指すとのこと。今後も「じぶん電力」のサービス特長を生かし、法人提携など様々な展開を行うとしている。
契約期間満了後は太陽光発電システム一式を無償譲渡
「じぶん電力」は、日本エコシステム所有の太陽光発電パネルを申込者宅の屋根に無償設置し、そこで発電した電気を直接使ってもらう電力サービスで、太陽光発電パネルと発電した電気は日本エコシステムに帰属する仕組みとなる。
発電した電気は優先的に宅内に供給され、供給された分は電気代として日本エコシステムへ支払う一方、太陽光発電システムで発電した電気の余剰分は、同社が電力会社へ販売することとなる。
そして夜間等、太陽光発電システムの電力が不足する時間帯の電気は、株式会社エネットから調達する電気を供給するため、太陽光発電の発電不足で停電することはない。この契約期間は20年間で、契約期間満了後は、太陽光発電システム一式は無償譲渡され、最終的には顧客の所有になる。
なお、停電時に太陽光発電システムが発電している場合は、非常用電源として無料で利用できるとのこと。
(画像は日本エコシステムHPより)
株式会社日本エコシステム プレスリリース
http://www.j-ecosystem.co.jp/news/2016/12/21.html