年間生産台数1200台を目指す
プジョーやシトロエンなどのブランドを取り扱う、フランス自動車メーカーのPSAグループは29日、チュニジアで現地市場向けのプジョー・ピックアップトラックを、2018年から現地生産し、販売する計画を発表した。
チュニジア現地での販売は、プジョーブランドを取り扱う、現地販売代理店のSTAFIMが担う。組み立て工場は、2018年半ばより稼働し、年間の生産台数は1200台を予定している。現地生産されるモデル名は公表されていない。
PSAグループのチュニジアでの生産・販売に期待
PSAグループの発表は、29日~30日まで首都チュニスにて開催された投資国際会議「チュニジア2020」と併せて行われた。
同会議には、チュニジア大統領のベジ・カイドセブシ氏や、フランス首相のマニュエル・ヴァルス氏らも参加し、チュニジアの経済成長のため、フランス開発庁から約2億5000ユーロの投資を実施することで合意している。
巨額の投資の決定を受け、PSAグループは、チュニジアにおける自動車産業の成長を牽引する役割を担うとして、期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
PSAグループ プレスリリース
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