認知症の早期発見と対応に向け蟹江町オレンジチーム開始
平成28年11月22日、認知症における早期発見とそれによる対応を目指し、「蟹江町オレンジチーム(認知症初期集中支援チーム)」を、蟹江町地域包括支援センターに設置したと愛知県蟹江町が発表しました。
認知症ケアにおいて重要な早期発見と対応をサポート
現在、高齢化社会の進行も後押しとなり認知症を抱える高齢者が増加しています。また、認知症の対する治療はまだ根本的なものが開発されていないため、進行を遅らせることに重点が置かれているのです。
よって、認知症事例におけるケアでは早い段階での発見及び、それによる対応の開始が重要となってきます。
そこで今回愛知県蟹江町は、既存の蟹江町地域包括支援センターに認知症初期集中支援チームである蟹江町オレンジチームを設けることとしたのです。
そして、これにより認知症発症の初期という早い段階で集中的にサポートすることで、以降の認知症症状の進行を遅らせることを狙っていきます。
サポート内容や対象者等について
当該集中支援チームは介護職や医療職従事者により構成され、チーム員会議や家庭訪問を行い、ケアマネージャーへの引き継ぎやかかりつけ医との連携等を行っていくのです。
また対象者としては、認知症との診断を受けているまたそれが疑われる40才以上の者であり、これに加え中断も含め必要と見込まれる医療や介護サービスを受けていない、もしくは認知症の診断を受けていないこと等が条件となります。
詳しくは、外部リンクを参照してください。
認知症初期集中支援チーム「蟹江町オレンジチーム」がサポートします。
http://www.town.kanie.aichi.jp/