トゥラクルガン地区で高効率コンバインドサイクル発電を実現
三菱商事は11月21日、ウズベキスタン共和国のガスタービン火力発電所建設工事を受注したと発表した。完成は2020年の予定。
三菱日立パワーシステムズと共同で、ウズベキスタンの電力公社JSCウズベクエネルゴ社から、トゥラクルガン地区に建設するコンバインドサイクル型ガスタービン火力発電所の工事をフルターンキー契約で受注した。
三菱日立パワーシステムズが、主要機器を供給。三菱商事は、三菱商事が一部出資するチャルックエナジー社と共同でプラント補機の供給、内陸輸送、土建・据え付け工事などを担当する。
135万キロワットの電力供給が可能に
このプロジェクトは、電力を高効率で供給できるコンバインドサイクル型のガスタービン発電所を新設するもので、出力は出力90万キロワット。国際協力機構(JICA)の円借款と、ウズベキスタン共和国政府からの資金供与を受けて行われる。
三菱商事と三菱日立パワーシステムズは、今年10月にもナヴォイ地区にて出力45万キロワットのコンバインドサイクル型ガスタービン火力発電所建設工事を受注している。
今回のプロジェクトはこれに続くもので、両発電所が完成すれば、現在の総発電設備容量の約10%に相当する135万キロワットの電力供給が可能となる。
(画像はプレスリリースより)
三菱商事株式会社のプレスリリース
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