オーナーとテナント双方が省エネで Win-Win の関係を実現
東京都は、「グリーンリース」の普及促進セミナーを、国立オリンピック記念青少年総合センターで、7月7日に開催する。
グリーンリースは、ビルオーナーとテナントが協働し、契約や覚書等により不動産の省エネなど環境負荷を低減する取り組みについて自主的(任意)に取り決め、ビルオーナー・テナント双方が水光熱費削減等の恩恵を受ける Win-Win の関係を実現。
省エネ・省CO2などの環境価値を高めた不動産市場形成のための取り組みのひとつとして、国土交通省が推進する。
東京都助成金、対象経費の1/2 、最大4,250万円
東京都では、グリーンリース普及促進事業として、都内中小テナントビルを所有する中小企業者等を対象に、設備改修費用等の一部として、助成率1/2、最大4,250万円を助成する。
主な助成対象条件は、設備改修に関するグリーンリース契約を締結し、設備改修を実施すること、設備改修後のベンチマークがA2以上となることが見込めること、申請時までに、当該年度分の地球温暖化対策報告書を都に提出していること。
助成対象経費は、グリーンリース契約のための調査費用として、助成対象経費の1/2 (助成限度額100万円)、グリーンリース契約に基づく設備改修費用として助成対象経費の1/2 (助成限度額4,000万円、調査費を含む、ただし、ビル共用部分の照明をLED化する場合は上限4,250万円)。
募集期間は平成29年4月24日から7月31日まで(第2回募集)となっている。
今回のセミナーでは、グリーンリースの事例や都の助成事業を紹介。東京都地球温暖化防止活動推進センターのホームページにて先着順で受け付ける(300名 参加無料)。申込期限は、平成29年7月6日(木)12時まで。
(画像は東京都公式サイトトップページより)
東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/国土交通省 「環境不動産ポータルサイト/グリーンリース」
http://tochi.mlit.go.jp/kankyo/greenlease/index.html