2017年に100周年の記念日を迎える世界的サプライヤー
アメリカミシガン州に本部を置く、自動車用シートや電気分配システムなどにおける世界の主要なサプライヤーであるリアは、中国の上海に建設中の「アジア本部」と「テクニカルセンター」の起工式を行ったことを、5月8日のプレスリリースで明らかにした。
世界の大手自動車部品メーカーに、自動車シートやEシステムなどの電気分配システムを提供しているリア。世界37カ国におよそ150000人の従業員を雇用し、フォーチュン500では154位に位置する。1917年に設立された同社は2017年の今年、100周年の節目を迎える。
世界的にも最大規模で最も成長が早いアジア太平洋地域
2017年2月から中国上海の楊浦区に建設が始まった、リアのアジア本部とテクニカルセンター。完成後は、同社のアジア太平洋地域における製品開発や営業の拠点となる。
中国はリアにとり最も成長の早い市場で、過去3年間で中国での総売り上げは年平均8%の増加となっている。また2016年のアジア地区における連結売上高は34億ドルまで増加している。
新しいアジア本部では、中国国内の27000人の従業員も含め、アジア11カ国の39000人以上の従業員をサポートする予定だ。またテクニカルセンターでは、エンジニアリング能力や製品イノベーションの拡大を行う予定となっている。
(画像はリア ホームページより)
リア・プレスリリース
http://www.lear.com/