指定取り消し
大阪市は、株式会社銘和が運営する事業所「ケアサービス和み」に対して介護給付費を不正に請求し受領したとして、平成29年4月30日付けで指定介護保険事業者及び指定障がい福祉サービス事業者の指定を取り取り消すと発表した。
大阪市では、同社に対して、不正に受け取った給付金について返還を求めている。
虚偽の報告で不正受給
処分を受けた「ケアサービス和み」では、訪問介護を利用者5人に対して平成27年5月から平成28年4月までの間、他にも居宅介護を利用する利用者4人に対しては、平成26年1月から平成28年2月までの間、一部のサービス提供を行っていなかった。
しかし、この2件についてサービス提供記録を行ったように偽り、介護報酬を不正に請求、受領していた。
介護給付費について返還を求める
大阪市の発表では、同社に対して既に不正受給されている訪問介護161,160円と居宅介護70,483円に100分の40を概算した合計324,300円の返金額を求めている。
また同事業所は、寝屋川市・東大阪市においても介護給付費を不正請求し、受領していることから、これも返還させるため、寝屋川市・東大阪市も連絡している。
(画像は大阪市より)
大阪市報道発表
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