ヤンゴン・ヘリテージ・トラストが調査報告
NGOの
ヤンゴン・ヘリテージ・トラストが、ヤンゴンの遺産建築について調査を進めている。
ヤンゴン・ヘリテージ・トラストは2012年より調査を開始し、都市遺産建築物のデータを作成している。
調査によると、遺産建築はイギリス植民地時代に建てられたものを含め、その数は約6000件に達するという。
遺産建築が存在する地区は、Pazundaung、Botahtaung、Kyauktada、Pabedan、Lanmadaw、Latha、Kyimyindaing、Ahlon、Dagonの9地区。
データは観光業や都市開発にも活用
調査は建物の位置と外観を、写真を元に視察したという。
ヤンゴン・ヘリテージ・トラストのディレクター兼副会長のDaw Moe Moe Lwin氏によれば、調査は他の地区でも進められており、遺産建築の数はさらに増加するとしている。
すべての古い建築物をデータ化している。宗教建築、政治的建築、プライベート住宅を含め、歴史的に重要なものはすべて調査している。(The Irrawaddyより)
と語っている。また、
ヤンゴンの遺産建築を把握することで、データは都市計画や地図の作製、観光業にも活用できる。都市開発を進める際に、配慮するべきポイントが明らかになる。(The Irrawaddyより)
とも述べている。
(画像はThe Irrawaddyより)
The Irrawaddy
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