ため池の上のメガソーラー開発
再生可能エネルギー発電所プロジェクトに対する投資などを行う日本アジア投資株式会社は2月20日、香川県さぬき市において水上メガソーラー発電所の建設を開始したと発表した。
「御田神辺(みたかべ)池ソーラー発電所」と名付けられた同発電所では、ため池である御田神辺池にパネルを浮かべて設置。地元パートナーと共同で建設する。年間の予想発電電力量は約187万kWhで、一般家庭では約530世帯分の年間電力消費量に相当する。
2017年8月の売電開始を予定。総事業費は約5億円で、株式会社香川銀行からのプロジェクトファイナンスを主な調達先としている。
合計100 MW規模のメガソーラープロジェクト
同社は、売電収入を源泉とする安定収益獲得のため、2018年3月までに100 MW規模のメガソーラープロジェクトでの売電開始を目指している。2016年12月までに投資をしたプロジェクトは、累計で29件、138.7 MWまで拡大(売却済みの案件も含む)。
今後、条件次第ではプロジェクトを売却することで早期の収益機会を獲得するとしている。
(画像はプレスリリースより)
日本アジア投資株式会社 プレスリリース
http://www.jaic-vc.co.jp/vcms_lf/jrelease_20170220.pdf