標高3000m付近で延焼 複雑な地形で消火活動は難航
2月11日、雲南省の森林防災指揮部は、ミャンマー北部・カチン州の中国国境付近で火災発生を確認した。
中国への延焼を防ぐため、約12kmに渡って防火帯を作ったものの、2月18日には中国側に燃え広がった。
中国・雲南省の当局によると、延焼している面積は18日午後5時頃の時点で12万m2に及んだという。火災の現場は標高3100m付近で、複雑な地形であるため、消火活動は難航している。
また、火は同省の瀘水市郊外と高黎貢山自然保護区に近づいている状況だという。
中国国家森林防災指揮部は、雲南省の森林防災指揮部に対し、火災現場の天候の変化に注意を払いながら、森林火災を最小限に食い止めるよう指示した。
消防車約180台、消防士約460人が消火活動に当たる
19日の時点では約110人の消防士が、また、20日までに合わせて約460人の消防士が、約180台の消防車で消火活動に当たった。
また、20日までに、新たに約9kmに渡って防火帯を作った。
なお、雲南省林業庁によると、この火災によるけが人はいないという。
(画像はmizzimaより)
澳華網
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