オフィスに特化したコンビニ
オフィスコンビニは、会社などに設置される、セルフ販売のコンビニ。わざわざコンビニまで足を向けなくても、オフィス内で気軽に小腹を満たせるのが魅力的なシステムだ。
近年、北海道でも災害が増えている中、このオフィスコンビニが注目を集めている。
普段は飲み物が80円~、菓子類が50円~という低価格で販売されているが、災害時にはこうした飲食物を無償で提供し、非常食として利用することができる。
豊富な商品ラインナップ
オフィスコンビニは品揃えも豊富。セルフコンビニというだけあり、飲み物、菓子、その他食物、アイスなど、100種類以上の商品を扱っている。
通常のコンビニだと、災害時に人が殺到し、十分に食物が行き届かないこともあるが、オフィスコンビニは会社専用であるため、人が殺到することがなく、数日程度の食料なら確保できるというメリットもある。
こうした理由から、5年以内に札幌市内に3,000のオフィスコンビニを設置することを目指している。
低コストで設置が可能
自動販売機とは違い、冷凍冷蔵庫とボックスを使用しているため、電気が途絶えても扉の開閉が可能で、食物を取り出すことができるのも利点だ。
さらに、1週間~数週間に1度行うメンテナンスは会社側の作業負担がなく、業者が訪問するのみ。
オフィスコンビニの設置や撤去、月額利用料などの負担もなく、電気代のみなので、気軽に設置できる。
これからは、災害に備えて、オフィスコンビニを活用するのも新たな災害対策となりそうだ。
(画像はプレスリリースより)
オフィスコンビニ北海道のプレスリリース
http://pressrelease-zero.jp/archives/107130