5MW太陽エネルギーシステムと500kW蓄電システムを設置
米国サンパワー(SunPower)は6月27日、カリフォルニア大学マーセド校(University of California, Merced:UCマーセド校)に、5MWの太陽エネルギーシステムと500kWの蓄電システムを設置する、と発表した。
太陽光発電システムと蓄電システムでトリプルゼロを目指す
UCマーセド校は、持続可能性を目標に、2020年までにキャンパスにおいて、正味のエネルギー使用量ゼロ、埋立廃棄物ゼロ、温室効果ガス排出量ゼロ(気候ニュートラル)のトリプルゼロを目指している。
サンパワーは、第2回サンパワー・キャンパスプロジェクトとして大学を支援する。
UCマーセド校の目標達成をするため、カーポートと建物の屋上に5MWの太陽光発電システムを導入し、 米国Stem社の500kW蓄電システムで補完する。
UCマーセド校では、2009年から1MWの地上設置型追尾式太陽エネルギーシステムが稼働しており、予想以上の性能を発揮しているという。
今回のシステムと併せ2つのシステムは、キャンパス・エネルギー需要の50%以上を供給する、と期待されている。
UCマーセド校は、新しい太陽エネルギーシステムに関連した再生可能エネルギークレジット(RECs)を所有し、25年間にわたって、毎年約30,000台の車を道路から排除することに相当するクリーン電気を生成すると見込まれる。
資金は、電力購入契約(PPA:Power Purchase Agreement)により賄われる。太陽光発電によるエネルギーコストの削減に加え、ソフトウェア駆動型蓄電システムの追加で、大幅に需要料金の削減も果たしたとのこと。
(画像はプレスリリースより)
サンパワーのニュースリリース
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