外国人技能実習生向け技能実習制度
6月23日、富山県は、そのホームページにおいて、「外国人技能実習生向け技能実習制度について」というページを設け、富山県が、外国人技能実習生のさらなる技能習得を支援するため、技能向上講習を順次実施することを告知した。
第一回目の技能実習講習は、6月24日に富山地域職業訓練センターにおいて開催され、内容は技能検定3級(鉄筋組立て作業)に相当する実技講習であった。講習生たちは、曲げ加工した鉄筋を使用し、図面及び仕様に従い、基礎、柱及びはりの取合い部について鉄筋の組立てを行った。
技能実習制度の見直しを受けて
技能実習制度の見直しにより、今まで3年までとされていた技能実習期間が最長5年まで延長できることになる。ただし、最長5年まで技能実習を行うには、技能検定3級の実技合格が必要である。
技能検定3級は検定内容のレベルが高く、合格するためにはより高度な技能の習得が必要になる。富山県は、技能実習生の高度な技能の習得を支援するため、ものづくり分野での技能向上講習(実技作業)を順次実施する。1コース10名で40コース(400名)を予定している。
(画像は富山県公式ホームページより)
富山県
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