東京在住者の一棟マンション反響物件エリアの調査結果
健美家株式会社は3月7日、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」に登録された新規物件へのメール反響数を集計し、「東京在住者の一棟マンション反響物件エリア」の調査結果を公表した。
都心部の高価格・低利回りの影響で、東京以外のエリアへ
健美家は、ユーザ会員のうち東京在住者がどのエリアへ問い合わせをしているか、を調査した。
特に顕著な、2016年1年間の一棟マンションへのメール反響9,865件を集計した。
東京の物件への問い合わせが、2012年は30.1%だったものが、2016年には24.0%になり、4年で6ポイント減少した。
神奈川・千葉・埼玉への問い合わせも、2012年では31.4%だったが、2016年には21.3%と10ポイント減少した。また、一都三県で2012年61.5%あった問い合わせが、2016年45.4%と半分を切った。
現在、東京における登録物件の一棟マンションの価格帯は平均2億円前後で、最も多い利回りは5%~6%である。神奈川・千葉・埼玉の価格帯は平均して1.5億円前後が多く、利回りは6%~8%がボリュームゾーンとなっている。
一都三県を除く地域においては、一棟マンションの価格帯は平均して1億円台が多く、利回りは7%~9%がボリュームゾーンである。
都心部の物件価格は高く、利回りが低いことから、東京以外の地域へ目を向ける投資家が増えている、との見方だ。
(画像はプレスリリースより)
健美家株式会社のニュースリリース
https://www.kenbiya.com/news/4935.html