住み慣れた地域で自立した生活を続けられるために
安曇野市、2016年4月1日発表によると、認知症カフェなど、介護予防や地域の支え合いに該当する施設の整備のため、「安曇野市支え合い事業施設整備補助金」を交付する。
同市で取り組む既存施設等を活用しての介護予防及び地域支え合いに資するサービスにおいて、整備を希望する団体に対し補助金を交付する「安曇野市支え合い事業施設整備補助事業」によるもの。
補助金交付の内容
対象となるのは、事業実施に必要な経費のうち「備品購入費」「工事請負費」(補助対象経費と同一の経費に対して、別の補助金や交付金などを重複して受けることはできない)。
補助対象者は、既存施設などを整備して事業を実施しようとする団体で「住民組織(区及び隣組に相当する地縁団体組織)」「ボランティア団体」「NPO法人」「社会福祉法人」「介護事業者」。
補助対象事業は「認知症カフェ・高齢者サロンの整備に関する事業」「高齢者を見守り、生活を確保するための活動拠点を整備する事業」「その他の整備に関する事業(健康体操など)」。
対象とならないものは、「職員宿舎などの整備に要する経費」「外構整備に要する経費」「施設を運営するための経常経費」「リース料」「人件費・食費・設計費」「土地や建物の借り入れに要する経費」「土地の買収または整地に要する経費」「既存建物の買収に必要な経費」など。
空き家などの活用を事業施設として推奨しているが、介護保険事業所、民家または集会所などが対象。申請期間は、平成28年4月1日から予算終了まで。事業期間は交付決定日から平成29年3月31日まで(整備が平成28年度内に完了していること)。
1ヶ所あたり対象経費の2分の1以内、上限50万円、ただし、予算の範囲内での交付となる。
認知症カフェ・高齢者サロンについては、開所日が月1日以上で、それ以外の事業には、月4日以上であること。利用者はおおむね月20人以上であること。また、開設後おおむね5年以上事業を継続すること。
(画像は安曇野市公式サイトより)
安曇野市支え合い事業施設整備補助金について
https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/27/1073.html