不測の事態で必要な日本語ガイドの費用を補償
ジェイアイ傷害火災保険株式会社は4日、業界初の海外旅行保険の特約「日本語ガイド等費用補償特約」を販売すると発表した。これは、海外旅行で不測の事態が発生した場合に必要となる日本語ガイドなどの費用を補償する特約。
販売開始日は、4月1日からで、全国のJTBグループを始めとする同社代理店で加入が可能となっている。
これまで海外旅行保険において、ケガや病気をした際に医療機関を受診する時に日本語ガイドなどの付き添い費用は補償されていなかった。
また、添乗員が同行するツアーでは、ツアー参加者は個別の事故に対し添乗員が対応してくれると思っている人が大部分である。そのため、ツアー参加者と旅行会社の間でトラブルになることもあったという。
そこで、事故に遭った顧客に日本語が話せるガイドが付き添う費用を補償する特約が開発された。
医療機関への移動やパスポートの再発行手続きなど
「日本語ガイド等費用補償特約」は、以下の場合に、日本語ガイド等の雇入費用を補償する。
1.ホテルなどから医療機関までの移動時
2.周遊旅行などで一旦ツアーから離団した後の行程復帰または帰国時
3.入院した時、また家族が救援者として駆けつけた時
4.パスポートの盗難・紛失による再発行手続き時
(ニュースリリースより引用)
支払われる保険金は、「日本語ガイド等の雇入費用」や「日本語ガイド等が負担した交通費、宿泊費および通信費等」、「通訳会社による電話通訳を利用した場合の利用費および通信費」である。
同社は、今後も顧客のニーズに応え、顧客が安心して海外旅行を楽しめるよう、充実したサービスを提供していく意向だ。
(画像はニュースリリースより)
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 ニュースリリース
http://www.jihoken.co.jp/whats/wh_detail.html?p=916