JUIDA会員向け「団体ドローン保険」を創設
損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、ドローン操縦者・安全運航管理者向けのライセンス発行を行う一般社団法人日本UAS産業振興協議会(以下、JUIDA)が会員向けに提供する「団体ドローン保険制度」の引受保険会社に選定されたと、2016年3月7日(月)に発表した。
背景
2015年12月に施行された改正航空法により、機体重量200g以上のドローン(無人航空機)に関する飛行ルールが新たに整備された。
これにあわせ、国土交通省は「無人航空機の安全な飛行のためのガイドライン」を発表。そのなかで、飛行に際しての「技量の保持」と「万が一の第三者賠償事故に備えた損害保険への加入」について言及している。
日本初の新たな保険
こうした背景から、JUIDAはドローン操縦者および運航管理者向けのライセンス制度を創設した。
また、同会員に向けた団体保険制度を創設し、引受保険会社として損保ジャパン日本興亜を選定した。
ドローン使用にともなうリスクを補償
同保険は、ドローンの所有・使用・管理に関して第三者に対する損害賠償リスクを補償する(基本補償)ほか、再発防止のための操縦訓練費用なども補償する。
損保ジャパン日本興亜は、「空の産業革命」とも評されるドローンの利活用によって生じる新たなリスクついて、今後の国の議論もふまえながら対応していくとしている。
損害保険ジャパン日本興亜株式会社のニュースリリース
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