商品開発の背景
三井住友海上火災保険株式会社とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は7日、国際海上輸送における危険品の賠償リスクを補償する保険商品「危険品輸送賠償責任保険」の販売を開始したと発表した。
危険品輸送を巡る情勢としては、コンテナ船等の大型化が進んだ影響により火災・爆発事故等の損害額高額化の傾向が顕著であり、そうしたリスクへの備えが声高に叫ばれている現状がある。
また2015年8月に発生した中国・天津港での爆発事故を見るにつけても、危険品の火災・爆発事故の社会的・人的影響の大きさは深刻なものがあり、商法改正による運送人への通知義務・賠償責任の明確化が求められている。
化学品メーカーや商社に最適の保険商品
「危険品輸送賠償責任保険」の特長は第一に、財物損壊や身体障害を伴わない経済的損害に対する賠償責任が、海外PL保険等で賠償されない範囲を含めて総合的に補償されることにある。
さらに「危険品輸送賠償責任保険」は海外PL保険等の上乗せ補償として活用することも可能で、保険料は顧客が取り扱う危険品の輸送額、輸送区間、支払限度額等に応じて算出されるため、あらゆる層が加入しやすい保険商品となっている。
化学品メーカーや商社、運送契約上の荷送人となるフォワーダー等の事業者において、賠償リスクに備えるニーズが高まっていることから、本商品を開発しました。
(プレスリリースより引用)
(画像は三井住友海上火災保険HPより)
三井住友海上火災保険 プレスリリース
http://www.ms-ins.com/news/fy2015/pdf/0307_1.pdf三井住友海上火災保険
http://www.ms-ins.com/あいおいニッセイ同和損害保険
http://www.aioinissaydowa.co.jp/