介護現場の課題解決
都築電気は、3月9日、介護事業者向けABM(活動基準管理)分析サービス「解る、動けるマネジメントABM」の提供を開始したことを発表した。
介護を必要とする高齢者が増加する一方、介護職員や施設の不足、介護の質や介護職員の待遇等、介護業界の現場では課題が山積。同社では、現場にある知識やノウハウを活かした業務改善手法であるABM分析から、介護サービスの健全化・業務の効率化を図りたい考えだ。
業務改善テーマが明らかに
「解る、動けるマネジメントABM」は、介護業界に特化したサービス。今、介護業界が求める解決策、例えば、安心して働ける魅力ある職場作り、職員の意識改革をはじめ、実態に基づいた事業計画の作成等に関する課題を明らかにする。
サービスは、作業時間や職種、介護・ケア作業とその付帯作業それぞれのコストが把握できるよう、特養、訪問介護等の事業単位ごとに用意。現場と経営側双方で、業務改善のテーマを発見できることがメリットだ。
シニアヘルスケア業界にも参入
都築電気は、創業83周年。主に、製造・流通・金融業等向けのICTソリューションサービスや電子デバイス事業を展開してきた。
今後、ソーシャルビジネス分野へも事業を拡大し、介護業界の職場改善や経営課題の解決に向け、積極的に取り組む方針である。
(画像はプレスリリースより)
都築電気 プレスリリース
http://www.tsuzuki.co.jp/release/release_2016/