小型化・高性能で低コスト
HELLAは、車両後部アプリケーションのための24GHz帯自動車レーダーのリーディング企業として、2014年6月から量産されている第3世代のレーダーセンサーに代わり、2017年半ばには、第4世代となる24GHz帯レーダーセンサーの量産を開始することを発表した。
HELLAの最新世代のレーダーシステムは、25%の小型化と改善された測定能力を示しており、全体の品質レベルが向上したものとなっている。
新しいユニットは、死角監視、車線変更支援、後方プリクラッシュ警告、後方クロストラフィックアラートと車両の出口サポートなど、さまざまな運転支援アプリケーションを提供しながら、コストの低減が実現されている。
高級車だけでなく多くのセグメントに
HELLAの運転支援システムのリーダーであるディートマー・スターペル博士は、次のように述べた。
「レーダーをベースとした運転支援システムは、多くの事故を回避することができます。しかし、そのためには、プレミアムセグメントだけでなく、多くのセグメントにおいても実装される必要があります。コスト削減や追加のアプリケーションの開発に注力することで、我々は、この技術が、多くのセグメントにおいて役立つものにすることを可能にしました。」(PR Newswireより引用)
HELLAは、自動車メーカー11社の125の車種で使用できるように製造された900万以上のセンサーによって、自動車市場における24GHz帯センサー・ソリューションの主要サプライヤーとしての地位を確立した。
スターペル博士は、「我々はさらに、高いコストと高感度にもかかわらず、24GHz帯のシステムよりも5倍大きい帯域幅を持ち、より良い距離分解能を提供する77GHz帯の技術も見据えている。」と語っている。
PR Newswire
http://www.prnewswire.comHELLA
http://www.hella.com/hella-com/en/index.html