再生エネルギーの利用に向け4600万USドル貸与
国際再生可能エネルギー機関とアブダビ政府系ファンドは、1月17日、新興国を中心とした再生可能エネルギーに関するプロジェクトに対し4600万USドルの貸与を行うことを発表した。
主に、カリブ海に浮かぶアンティグア・バーブーダで進行中の風力発電、太陽光発電、西アフリカのブルキナファソ、北アフリカの島であるカーボベルデ、西アフリカのセネガルで実施されている太陽光発電が対象。
再生可能エネルギーは地産地消
これらのプロジェクトは、約12メガワットのエネルギー量を生み出すことが可能で、二酸化炭素の排出を抑制し、雇用を増やし、過疎地に対しても効率よく電気を届けることが可能となる。
国際再生可能エネルギー機関の総合ディレクターであるアミン氏は次のように語る。
再生可能エネルギーの利用を推進していくことは、それぞれの国でエネルギーを生み出し供給することが可能となるので大変素晴らしいことである。(プレスリリースより引用)
第一の関門は財政的な支援
再生可能エネルギーをエネルギー源とし、日々の生活等に用いていくことについて、第一の障害となっているのは、システムを確立するために必要な財政的なサポートである。
国際再生可能エネルギー機関とアブダビ政府系ファンドは、この問題を解決するべく、各国で行われているプロジェクトを選定し、財政的な支援を行っていく予定だ。
(画像はプレスリリースより)
国際再生可能エネルギー機関 プレスリリース
http://www.irena.org/