ボルグワーナーの冷却水ポンプ技術が、コンポーネントなどの寿命を延ばす
様々な製品の開発・製造などを行う、世界的な大手自動車部品サプライヤーのボルグワーナーは、18日の同社ニュースリリースにて、中国大手自動車メーカーのターボチャージャー搭載コンパクトSUVへ、独自の冷却水ポンプ・テクノロジーを提供することを明らかにしている。
車載マイクロコントローラーによりブラシ・クリーニング不要、漏れなしで低ノイズ。ボルグワーナーの新補助サーマル冷却水ポンプ(ATCP)は、エンジンが稼動停止時も、補助回路によって断続的に冷却水を流す。結果、様々な補助コンポーネントが適切な温度に保たれることで、コンポーネントの寿命延長や、燃費改善、排気ガス削減を実現するとしている。
補助ポンプにより車内温度を維持!幅広くパワートレインをサポート
ボルグワーナーのサーマル・システムズ社長兼ゼネラルマネージャーのダニエル・パテッラ氏は、
「補助ポンプにより、エンジン停止時に車内温度を維持することや、温度維持により駆動系統の最大能力を発揮させる。ATCPにより冷却効率を最適化するとともに、幅広くパワートレインをサポートする役割となる。」(BorgWarner プレスリリースより引用)
と製品について説明している。
ボルグワーナーは中国・寧波にある工場から、成長著しい自動車メーカー各社へ、地域向けの製品やエンジニアリングなどを継続して提供していく意向を示している。
(画像はBorgWarner プレスリリースより)
BorgWarner プレスリリース
https://www.borgwarner.com