京葉銀行が燃料電池車を導入
12月29日、京葉銀行がトヨタ自動車の 燃料電池車「MIRAI」を導入したと発表した。
導入したのは本部、営業店で使う営業車で、今年度末までに約5割にあたる96台をハイブリッド車等、環境に配慮した車へ入れ替える予定。昨年1月、武蔵野銀行はMIRAIを導入。8ケ所に電気自動車用充電器を設置した。この他、千葉銀行、鹿児島銀行、 四国銀行など、環境に配慮した燃料電池車、電池車を導入する銀行がでてきている。
燃料電池自動車「MIRAI」
「MIRAI」はトヨタ自動車が製作販売する世界初の量産型燃料電池車 (FCV) 。水素エネルギーで動く自動車。水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池」を搭載し、モーターで走行する。
FCVの開発開始は1992年。10年後の2002年に「トヨタFCHV」を日米で限定販売した。そして2014年12月、初の量産モデルとなるMIRAIの国内販売を開始。700万円以上の高額な希望小売価格にもかかわらず発売1カ月で1500台超の注文、現在も注文後3年待ちという状況になっている。
また、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」で“未来”として描かれた日付である昨年10月21日、 トヨタは米国でMIRAIの販売を開始した。
トヨタは、先進諸国への販売を進め、水素ステーションなどのインフラ整備も進める予定。
京葉銀行
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