四谷駅前の大規模国交有地を再開発
9月6日、東京都新宿区で都市再生機構(UR都市機構)などが計画を進めていた「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の起工式が行われた。
四谷駅前地区第一種市街地再開発事業は、公務員宿舎と小学校の跡地を含むJR・東京メトロ四ツ谷駅前の約2.4ヘクタールの敷地に大規模な広場や緑地を整備して地域の防災性の向上を図るとともに、地上31階建ての多機能施設を建設する大規模再開発事業である。
オフィスや店舗、住宅、教育施設などからなる多機能施設
四谷の新たなランドマークとなる最先端設備を備えた大型オフィスを中心に、商業施設、住宅、教育施設、公益施設で構成される大規模多機能ビルが誕生する。ハイスペックなオフィスビルとして、72時間の非常用電源供給など災害時のBCP(事業継続計画)にも配慮した。
都心の中心部に約5,000平米に及ぶ緑豊かな緑化空間を備え、新たな憩いの場も提供する。
災害時に備えて、帰宅困難者の一時滞在場所、地域住民の一時集合場所も設ける。マンホールトイレなどの整備や区道の拡幅などによって防災性を高め、防災活動拠点としても機能させる。
(画像はプレスリリースより)
独立行政法人都市再生機構、三菱地所株式会社、第5メック都市開発特定目的会社、四谷駅前地区再開発協議会のプレスリリース
http://www.mec.co.jp/j/news/