新たな保険商品の開発を目指す
大同生命保険株式会社は9月2日、CYBERDYNE株式会社と業務提携契約を締結したことを発表した。大同生命はサイバーダイン社のロボットスーツ「HAL(R)医療用下肢タイプ」を用いた治療に対し、新たな保険商品の開発を目指す。
公的医療保険による保険治療開始
サイバーダイン社は社会が直面するさまざまな課題を、新学術的領域「サイバニクス」を駆使した革新技術によって解決することを目指している。「ロボットスーツHAL(R)」はこのサイバニクスを駆使した、身体機能を改善・補助・拡張・再生するサイボーグ型ロボット。「HAL(R)医療用下肢タイプ」は神経・筋難病疾患患者を対象に新医療機器として製造販売承認を取得し、公的医療保険の償還価格決定を受け、9月2日より公的医療保険による保険治療が開始されている。
大同生命は人々の健康で豊かな社会づくりへの貢献を目的としてサイバーダイン社と業務提携契約を締結し、「HAL(R)医療用下肢タイプ」を用いた特定の疾病治療に対し、受療者の治療費用負担軽減のための新たな保険商品の開発を目指す。
プレスリリースでは
今後、両社の幅広い事業分野でサイバニクスと保険の協働によるシナジーを発揮し、人々の健康で豊かな社会づくりに貢献してまいります。(プレスリリースより引用)
と述べられている。
大同生命保険株式会社 プレスリリース
http://www.daido-life.co.jp/about/news/pdf/2016/160902●この記事に関連したニュースカテゴリ:
その他(記事提供:スーパー・アカデミー)