食べた分のエネルギーをきっちり消費する事はダイエットにおいて重要。食べた分のエネルギーをきっちり消化すれば太りません。
摂取カロリーの制限も必要。しかし、摂取カロリーを制限するだけでは、体に必要な栄養が十分摂れない事もあります。でも実際には、食べた分のエネルギーを運動で消費するのは結構大変。加齢にともなって、基礎代謝量は下がり、体重は減りにくくなります。
腸の中を整えて基礎代謝率を上げる
体の基礎代謝率を上げると、エネルギーは消費しやすくなり、体重は減りやすくなります。基礎代謝率を高めるには、まずは腸内の環境を整えること。血行や内臓の機能も良くなり、不要なものは体内に溜まることなく、排泄されます。
乳酸菌とビフィズス菌で腸の中の環境を整える事は大切。腸内の善玉菌を増やす事で、便秘や下痢がなくなります。腐敗物も適切に排泄。血行を良くすることで、栄養の消化と吸収が促進されます。
「ヤセ菌」を増やし「デブ菌」を減らす
食事や生活が同じでも、太りやすい人と太りにくい人がいる事が最近の研究でさらに判明。これは腸の中の細菌の種類が関係しています。このことはワシントン大学の研究により立証。
腸内にある細菌で「ファーミキューテス類」と「バクテロイデーテス類」に分類できる一群の細菌があります。ファーミキューテス類の腸内細菌は太ったマウスに多く、バクテロイデーテス類の腸内細菌は痩せたマウスに多いという事実が判明。
この報告により、ファーミキューテス類の細菌は「デブ菌」、バクテロイデーテス類の細菌は「ヤセ菌」として注目されるようになりました。「デブ菌」を減らして「ヤセ菌」を増やせば、痩せやすい体質になるのでは。そう考える事ができる為、乳酸菌やビフィズス菌で腸の中の環境を整えることは効果的です。
内臓脂肪や体脂肪を減らす効果がある乳酸菌
皮下につく脂肪は「皮下脂肪」、内臓のまわりにつく脂肪は「内臓脂肪」。内臓脂肪型の肥満であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は様々な生活習慣病の原因となり、危険とされています。
内臓脂肪を減らすには、食事や運動も大事ですが、内臓脂肪を減らす効果がある乳酸菌もあります。ラット実験の報告の他にも、人の実験でも効果は立証済み。
肥満傾向にある男女87名を2つのグループに分けて、実験が行われました。1つのグループはある乳酸菌が含まれたヨーグルトを1日に200g、12週間摂取。すると、そのグループは内臓脂肪と皮下脂肪が減りました。
別の実験では肥満傾向にある男女52名を4週間、経過観察。4週間の経過観察の後、ある乳酸菌を含んだ食品とプラセボ食品を12週間、摂取させました。明らかな体重差は出なかったが、乳酸菌を摂取していた者はプラセボ食品を摂取していた者に比べて、体脂肪量が減っていたという報告も。
LP28株、LGG菌、SBT2055株(ガセリ菌SP株)、ビフィズス菌B-3などが肥満解消の効果がある乳酸菌、ビフィズス菌です。
(画像はプレスリリースより)
水浸法の新宿大腸クリニック
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