ソニー損保、18基目の寄贈
ソニー損害保険株式会社は、「そらべあスマイルプロジェクト」を利用して、流山市幼児教育支援センター附属幼稚園に太陽光発電の設備「そらべあ発電所」を寄贈することを2016年8月15日に発表した。
今回設置される太陽光パネルは、定格出力が3.18kWであり、年間発電量は約3,250kWhを見込んでいる。これは、同幼稚園において年間消費電力の約5%に当たる。その他にも停電等の非常時や節電対策として蓄電池等も設置される。
2009年3月より、ソニー損保では「幼稚園にソーラー発電所をプログラム」を運営し、そらべあ基金に寄付してきた。「そらべあ基金」の寄贈数は、今回が18基目である。
2016年9月13日(火)には、午前10時より流山市幼児教育支援センター附属幼稚園において「そらべあ発電所寄贈記念式典」を開催する予定である。この式典には千葉県流山市の井崎義治市長も出席する予定だという。
選定理由
選定理由は、同幼稚園が教育課程において環境教育を積極的に取り入れているからである。また、市営のため公共施設で幼児期から環境教育への活動を行い、行政と連携して運営することができるというのも理由である。
「そらべあスマイルプロジェクト」とは
「そらべあスマイルプロジェクト」とは、NPO法人そらべあ基金が再生可能エネルギーの普及の促進を行い、子供が環境に対して関心を高めることを目的として取り組んでいる。
具体的には、そらべあ基金の活動に賛同する企業や個人からの寄付によって、太陽光発電設備「そらべあ発電所」を全国にある幼稚園及び保育園に寄贈する活動である。寄贈先は、全国の幼稚園及び保育園より募集し、選定するという。
「幼稚園にソーラー発電所をプログラム」
「保険料は走る分だけ」は、走行距離に応じて保険料が異なる同社の自動車保険である。契約者が契約を継続する際に、前年の走行距離が予想年間総距離よりも短かった場合、車の運転によって排出されるCO2が少なくなるため、環境保全に貢献することができる。
予想走行距離に対して走らなかった距離の総合計100kmにつき1円を同社が「そらべあ基金」に寄付することで、「そらべあ基金」を通じて全国の幼稚園及び保育園に太陽光発電設備を寄贈するというプログラムが「幼稚園にソーラー発電所をプログラム」の内容である。
(画像はプレスリリースより)
ソニー損害保険株式会社
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