小児病棟で夏祭り開催
近畿大学医学部奈良病院は、2016年8月9日(火)に小児病棟入院患者並びにその家族を対象とした「夏祭り」を開催する。
このイベントには、近畿大学農学部食品栄養学科の学生が、病院食の満足度を向上させる取り組みの一環で、準備段階からボランティアスタッフとして参加する。
農学部食品栄養学科の学生にとっては、病院食への理解を深める場となる。また、病院栄養部の職員と共に働くことで、臨床栄養学を現場で学び、実践力を身につける好機であるといえる。
イベント概要
日時は2016年8月9日(火)13:30~14:30(延長有)、会場は近畿大学医学部奈良病院内3D病棟プレイルームで行われる。
参加対象は小児病棟入院患者(20人)およびその家族計40~50人程度を想定しており、同大学農学部食品栄養学科3年の4人が参加する。
学生主体の夏祭りイベント
今回のイベントは、農学部食品栄養学科の学生自ら、祭りの会場となる病棟内会場プレイルームの看板の製作や飾り付けを行う。
学生が屋台風に飾り付けした部屋で、栄養部の職員と連携してウィンナー入りミニドーナツをおやつ(小児食)として提供する予定。
また、当日はお面やおもちゃを患者(子ども)と一緒に製作するほか、「夏祭り」の雰囲気を味わってもらうため、ヨーヨーすくいや金魚すくい等も行われる。
学生と病院栄養部の職員の取り組み
病院食の満足度向上にむけ、病院栄養部で年2~4回実施していた嗜好(しこう)調査用紙を、栄養部と農学部食品栄養学科の学生が共同で作成するほか、学生が予定献立をもとに入院患者の献立表を作成するなど、さまざまな取り組みがなされている。
(画像はプレスリリースより)
近畿大学のプレスリリース
http://www.news2u.net/近畿大学医学部奈良病院HP
http://www.kindainara.com/