ソフトウェアと機械工学を専門とする施設
ドイツに本社を置く自動車部品の大手サプライヤーであるZFは、インドに同社では初めてのテクノロジーセンターを開設することを、8月5日のプレスリリースで明らかにした。
インドのハイデラバードに設立予定の新しい施設は、ソフトウェアと機械工学を専門とする予定で、ローカルなエンジニアリング能力の強化が期待される。
長い年月をかけ、ZFはインドで先端技術製品のローカライズに成功。ソフトウェア工学の需要が増していることから、急成長を続けるインド市場への投資を兼ね、テクノロジーセンターの設置に至った。
2020年までに2500人のエンジニアを採用予定
現在ZFでは、世界中の開発施設で13800人のエンジニアが研究開発を行っている。また同社の研究開発ネットワークは、17カ所のメイン施設を含め100カ所以上の開発施設で構成されている。
インドでは初となるZFテクノロジーセンターは、2017年の1月1日までに完全に稼働する見込みで、2020年までにエンジニアが2500人になる予定だ。
ZFは自動車部品セクターのリーダーとして、インドへ先進技術を持ち込むだけでなく、研究開発を含む戦略的な事業の局所化も視野に入れ、インドへの投資を行っていく考えだ。
ZF
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