一般に向けた公開講座
東邦大学医療センター大森病院は、一般の方を対象とした、がん切除後の欠損に対する形成外科再建手術について医学公開講座を開催する。
形成外科では様々な領域のがん切除後の再建手術を行っており、多様な手技を用いた再建を行っている。
がん切除後の再建の重要性
先天的あるいは後天的な体の変形や機能障害を、正常な状態に可能な限り修復する外科が形成外科である。がんを切除した後におこる皮膚や皮下組織、筋肉、骨などの欠損にも形成手術の必要性は高い。見た目はもちろん機能的にも障害が生じることが多いからだ。
最近では乳がん切除後の乳房再建症例も増加してきており、自家組織による(筋皮弁移植)乳房再建だけではなく、シリコンインプラントなどの人工物による再建も、一部保険適応となった。今後は再建を希望する患者の増加が見込まれる。
開催日程や定員
公開講座の日時は7月9日(土)13:00から14:30(開場12:30)で、場所は東邦大学医療センター大森病院5号館地下1階臨床講堂で行われる。
参加定員は120名、講座受講の際、受講料は無料であり、予約は不要。講座当日に直接同会場へ。
講演者
東邦大学医療センター大森病院 形成外科 講師 荻野 晶弘
東邦大学医療センター大森病院 乳腺・内分泌外科
准教授 緒方 秀昭(プレスリリースより引用)
東邦大学のプレスリリース
http://www.toho-u.ac.jp/press/2016_index/036766.html東邦大学医療センター大森病院
http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/