環境に配慮した新プランが登場
太陽光発電業の株式会社日本エコシステムは、電力自由化に伴って開始した電力サービス「じぶん電力」にて、新たにCO2排出ゼロを実現する「地球応援プラン」を6月23日より開始することを発表した。
「じぶん電力」がベース
同社では、2016年2月に小売り電気事業者として資格を取得後、太陽光発電パネルを利用した電力サービスとして「じぶん電力」を提供してきた。
このサービスでは、20年間にわたって太陽光発電パネルを無償で設置し、発電した電気をそのまま使用できるというもの。なお、夜間など、電力が不足する際は、エネットから調達した環境負荷の低い電力を同社が供給する。
発電パネルと電気は同社に帰属するものであり、ユーザーは使用した分の電気代を同社に支払い、余剰分の電気は同社が売電するという仕組みだ。
新プランは「J-クレジット制度」を利用
今回の新プランでは、国の認証制度である「J-クレジット制度」を利用し、エネットから調達する電気をカーボン・オフセットするもの。これにより、家庭におけるCO2の排出をゼロにする。
環境省の資料では、家庭で使う電力由来のCO2排出量は、国内の11%を占める。同社では家庭でのCO2の排出削減を通じて、持続可能な社会作りの貢献をしていくという。
なお、新プランの利用には、「じぶん電力」の基本料金に100円(税込み)をプラスされるが、既存の電力会社よりも低価格を実現するとのこと。
(画像はプレスリリースより)
日本エコシステムのプレスリリース
http://www.j-ecosystem.co.jp/news/2016/06/newplan.html