ジャカルタ東部工業団地群の中心に開設
三井倉庫インターナショナルは16日、ジャカルタ近郊の西ジャワ州ブカシ県に建設していた物流施設、
三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫が完成し、竣工式が行われたと発表した。
新倉庫は、ジャカルタ東部工業団地群の中心、GIIC(グリーンランド・インターナショナル・インダストリアルセンター)工業団地内に位置し、敷地面積約5万3700m2、延床面積3万1510m2の平屋倉庫である。
成長地域であるアジアに集中投資
三井倉庫グループは昨年10月、海外事業をシンガポールに本社を置く三井倉庫インターナショナルに集約した。海外の国同士の物流を取り込むため、海外からの視点で現場における迅速な判断が重要、との考えによるものである。
また、同社は、中期経営計画「MOVE2013」の重点施策の一つとして「アジアパシフィックにおける成長領域への集中投資」を掲げている。同施策において、海外投資を積極的に進めており、昨年は、ジャカルタ・チャクン倉庫を9000m2から1万3000m2に増築したほか、タイ・バンコク、韓国・釜山、中国・上海で倉庫の新設を行った。
同社は、経済成長を続けるインドネシアにおいてサプライチェーンマネジメントシステムを構築し、同国の物流需要に対応していく方針である。
(画像はニュースリリースより)
三井倉庫インターナショナル(ニュースリリース)
http://msh.mitsui-soko.com/news/2015/20150416.aspx