「先進医療給付金直接支払サービス」の開始
オリックス生命保険は3月31日自社のホームページに於いて、4月1日より先進医療給付金を保険会社から医療機関へ直接支払う「先進医療給付金直接支払サービス」を開始すると発表した。
先進医療の中でも高額な重粒子線治療及び陽子線治療を対象とする。
平均260万円と高額な先進医療治療費
重粒子線治療及び陽子線治療は、いずれも治療費が平均260万円を超える高額なもので、技術料は公的医療保険の対象外であることから全額自己負担となってしまう。
そのため、先進医療にかかる技術料を支払う「医療保険キュア」などの特約を2009年6月よりを提供してきたという。
しかし、これまでの先進医療給付金の支払い方法では大抵の場合、顧客の治療費の支払日までに払い込みが間に合わず、一時的に顧客が高額な治療費を負担する必要があった。
先進医療給付金の支払い方法の見直し
今回の「先進医療給付金直接支払サービス」の開始で、医療機関に先進医療の技術料を直接支払うことができるようになる。
また、同サービス導入後も、今までと同様に先進医療給付金を顧客に直接支払うことも可能であるという。
(画像はプレスリリースより)

オリックス生命プレスリリースより
http://www.orix.co.jp/ins/koho/news/2014/n150331.pdf●この記事に関連したニュースカテゴリ:
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