首都圏中古マンション、前年比で減少続く
東日本不動産流通機構は10日、2015年2月度の首都圏住宅市場動向を発表した。
これによると、2015年2月の首都圏中古マンション成約件数は、3292件。前年比でマイナス0.6%と11カ月連続の減少となった。
また、新規登録件数は13982件で前年比プラス2.8%と2カ月連続で増加、在庫件数は34065件で前年比マイナス7.0%と25カ月連続の減少となった。
成約単価は、45.00万円/平方メートルで、前年比プラス8.0%と26カ月連続の上昇となっている。
中古戸建住宅は、6.3%増加
一方、首都圏中古戸建住宅の成約件数は、1046件。前年比プラス6.3%と13カ月ぶりに増加した。
また、新規登録件数は5746件で前年比プラス12.3%の大幅な増加、在庫件数は19567件で前年比プラス2.3%と5カ月連続の増加となった。
成約価格をみると3173万円で、前年比プラス5.3%と4カ月連続の上昇となった。新規登録価格は3653万円で前年比プラス0.3%、在庫価格は3738万円で前年比マイナス2.4%となっている。
(画像は東日本不動産流通機構月例速報より)
東日本不動産流通機構月例速報
http://www.reins.or.jp/pdf/