エネルギー需要の高まりに対応
パナソニックは13日、マレーシアに空調システム会社「パナソニックアプライアンス エアコンディショニングシステムエンジニアリング マレーシア社(PAPASEMY)」を1月16日に設立したと発表した。
同社設立には、成長著しいマレーシアではエネルギー需要の高まりに伴い、効率が高い大規模な空調システムが求められている現状がある。
営業機能と製造機能の統合
PAPASEMYの誕生によって、業機能(空調デザイン・企画、販売、物流、アフターサービス)と製造機能(経営企画、研究開発、製造)が統合され、施主やデベロッパー、各企業に対するサービスを通じて、業務用空調システムをワンストップで提供できるという。
アジア初のクラウドソリューションサービスで一括管理
また、同社ではアジア初となるクラウドソリューションサービスを顧客企業に提供。「パナソニック スマート クラウド」と呼ばれる同サービスは、シンプルなインターネット接続のみで、複数のビルの空調環境を一括管理できるという。
空調事業で大きなシェアを狙う
パナソニックの常務取締役・吉田守氏は、PAPASEMYの設立により、2018年までにビル用マルチエアコンとパッケージエアコンの事業で大きなシェアを狙うことができるという考えを示した。
さらにビル用マルチエアコンを中心とする業務用空調システム分野において、販売目標を8億リンギに定めていることも明らかにしている。
(画像はプレスリリースより)
Panasonic
http://panasonic.co.jp/news/topics/2015/133083.html