「認知症その他の長寿医療」に関する情報を共有
国立長寿医療研究センターは、第一生命と「認知症その他の長寿医療」に関する情報提供について包括連携協定を締結することを、2月17日に発表した。
両者が包括連携協定を行うことで、認知症に関する高度な研究や医療情報を効果的に広めることができるとして、今後期待が高まる。
両者の強みをいかして
国立高度専門医療研究センターである、国立長寿医療研究センターは、国内で認知症その他の長寿医療の研究や治療機関の研究センターとしては最高峰。認知症のケア、予防に関わる専門家を集めたサミットを開催するなど、認知症について研究を行う。
第一生命は、1902年から続く生命保険会社。両者が認知症とその他の長寿医療情報の包括連携を結ぶことで、今後、認知症その他の研究・医療情報を、患者とその家族へ、効果的に届けることができる。
「コグニサイズ」の紹介とセミナー開催
今後、両者は、認知症その他の長寿医療に関する基礎知識、予防・治療法など、幅広く情報を提供する。国立長寿医療研究センターが認知症の予防運動として推進している「コグニサイズ」を紹介して普及を目指す。また、セミナーを開催して、認知症患者と家族へ、病気との向き合い方や生活に必要となる情報を提供していく。
国立長寿医療研究センター 新着情報
http://www.ncgg.go.jp/