年全体としては史上最も高い収益
2015年2月2日、自動車部品サプライヤーであるテネコ社は2014年の決算報告を行った。2014年第4四半期の収益は2億ドルで、前年度の第4四半期の収益と比べ減少した。8400万ドルの為替損と商用トラック及びオフハイウェイ車の収益が下がった事が影響したと見られる。
2014年全体としては、史上最も高い8.42億ドルの収益をあげ、昨年を6%も上回る結果となった。特にクリーンエア及びライドパフォーマンス部門において収益を伸ばした。
昨年度に比べ、OE軽量車が5%、商用トラック及びオフハイウェイ車が16%、そしてアフターマーケット部門が1%伸びた。
軽車両と運営パフォーマンスの向上が鍵
テネコ社の最高経営責任者であるグレッグ・シェリル氏はこの成果につながった要因として、同社の軽車両プラットフォームの強さをあげている。
テネコ社はオフハイウェイ産業とブラジルにおける商用トラック製造という弱点を抱える。しかし、世界的に厳しくなる排気規制に対応する為に両方の分野で力を延ばす予定だ。
2015年の見通しとしては、為替による影響を除外した場合、OE、アフターマーケットの合計で5%~8%の収益成長率を見込んでいるという。
テネコ社 ニュースリリース
http://www.tenneco.com/