花粉症経験者の男女1198人が対象
日本調剤株式会社は、自主企画調査『花粉症の実態と対策』を実施し、その結果を公表している。
同社は、全国47都道府県で調剤薬局を展開する企業。同調査は、花粉症経験者である20代~70代以上の男女1198人を対象に実施された。
花粉症がひどい季節、「春」が85.1%
調査では、まず「どの季節に一番花粉症の症状がひどいか」と訊ねている。回答は、圧倒的に「春(3月~5月)」が多い。実に85.1%の人が、春に花粉症を発症していると回答した。
「花粉症で起こる症状(複数回答)」では、「目のかゆみ」が80.6%、「くしゃみ」が72.6%、「鼻づまり」が66.4%で、トップ3を占める。
「花粉症の治療で病院に行く」という人は、全体の約6割に達した。「必ず行く」が23.1%、「行く場合もある」が35.5%となっている。層別に見た場合、病院に行く割合が最も高いのは、70代以上の女性だった。
治療薬、半数以上が「発症してから使用」
「花粉症の治療薬を使用するタイミング」については、「花粉症の症状が出てから使用する」と言う人が、半数以上の人は「花粉症が発症してから使用」と答えている。治療薬を使わないという人も、4分の1以上存在した。
治療薬を使用している人の治療薬への満足度は、「満足している」人が10.0%、「やや満足している」人は44.5%。半数近くの人は、治療薬に満足感を得ていないという結果になっている。
調査の詳細は、同社のプレスリリースで。
(画像はプレスリリースより)
花粉症経験者に聞いた『花粉症の実態と対策』 - 日本調剤株式会社
http://www.nicho.co.jp/corporate/info/12152/