敬老の日にちなんだアンケート調査
日本生命保険相互会社は9月16日、敬老の日にちなんだアンケート調査の結果を発表した。20~70代を中心とした契約者1万610人を対象にネットを通じてアンケート調査を実施したという。
相続に不安を「感じている」人は全年代の20.1%で、「感じていない」人が43.0%と、感じていないひとの方が多いようだ。どちらとも言えないが36.8%であり、自分が死んだあとの「相続」という事態に現実感が持ちにくいようだ。
2015年の法改正をうけた相続対策
不安を感じていて相続対策を「行っている」人は13.7%にとどまった。不安を感じているものの、相続対策を行わないものが6割以上を占める。具体的な相続対策では、「計画的な生前贈与」が最も多く30.8%。次いで「生命保険への加入」25.8%、「税金に関する知識の習得」16.3%と続いた。
60代以上の金融資産が豊富で、1,000万円以上の資産を持っている60代は56.9%、70代は50.6%だった。2015年より相続税が改正となり、贈与税の非課税制度の拡大が実施されたことで、相続の他に生前贈与によって資産の移転を図ることが考えられる。
日本生命保険相互会社
http://www.nissay.co.jp/