女優川島なお美さんが9月24日死去
女優の川島なお美さんが、9月24日午後7時55分、東京都内の病院でこの世を去った。去年54歳。川島さんは、生前、ブログで、胆管がんを患っていることを告白し、生存率についても5年で5割であることを公表していた。
愛知県出身で、父親は元裁判官。父親想いで、身体を露出する仕事は、父親が退官するまで控えていた。
幸せだった熟した大人同士の結婚
川島さんは、2009年にパティシエの鎧塚俊彦さんと結婚。川島さんは47歳での結婚(初婚)だった。
夫婦はとても仲むつまじく、夫・俊彦さんが数年前に目の病気になった際も、気丈に夫を支え続け、夫婦二人三脚で夫の病気を乗り越えてきた。
病気に屈せず、女優であることを忘れなかった女優魂
副作用が出る抗がん剤治療を避け、「ごしんじょう療法」といわれる民間療法を行いながら闘病生活と女優業を両立してきた。
逝く3時間前、片岡鶴太郎さんが病室を見舞った際も、ネイルも綺麗にしており、女優であり続けた川島さん。
毎年11月、12月に全国公演を行う舞台「クリスマスキャロル」に出演予定だったが、やむなく降板。休養し、復帰を目指していた。
11月5日は、恵比寿アクトスクエアにてソロライブを開催予定だった。20年ぶりに歌う予定だったという。
なお、当日は、追悼ライブが行われる。
「舞台で死ねたら、女優として最高」と語っていた川島さん。女優魂を大切にしながら、一生を終えた。