DAS技術を初めてバンに搭載
大手自動車部品サプライヤーでカメラによる運転支援システム(以下、DAS)に強みを持つマグナインターナショナルは14日、フロントとリヤビュー・カメラシステムをフォード自動車の2世代目S-MAXに供給すると発表した。
従来、多くのDAS技術はプレミアムクラスの乗用車にのみ搭載されてきたが、フォードS-MAXはこれらの技術を搭載する初のバンタイプの車両となる。
安全性の向上に大きく寄与
マグナ・エレクトロニクスのバイスプレジデントであるOlaf Bongwald氏は次のように述べている。
「フォードとS-MAXの共同開発を行えたことを嬉しく思う。われわれのカメラシステムをスポーツ・アクティティ・ビークルに搭載するということは、自動車用カメラの技術においてマグナがリーダー的な立ち位置にあり、またマグナが革新的な高い競争力を有することを示すものである。」(プレスリリースより引用)
S-MAXに搭載されるフロントとリヤビュー・カメラシステムは、静的かつ動的なガイディングライン、リヤパーキング距離コントロールインジケーター、180度ビューなどをコクピットにあるモニターに表示することができ、ドライバーの直接的な目視より視認性を高めることで安全性の向上に大きく寄与することが可能となる。
マグナインターナショナル プレスリリース
http://www.magna.com