IACの進める、積極的な世界進出の一環として
主要な自動車内装品メーカーであるInternational Automotive Components(以下、IAC)は、7月15日のプレスリリースで杭州に新工場をオープンしたことを伝えた。
IACは現在世界の100か所以上に工場を開設、杭州工場は2006年以降、中国で14番目となるIAC工場となる。
2014年6月に設置されたIACの上海本部と、同年10月に中国常熟市にオープンした製造施設を含め、アジアで29番目の施設となった。
また2015年5月にはメキシコで、8361平方メートルの製造工場がオープンするなど、積極的な世界進出を進めている。
最新技術を用いた製造施設
IACの新しい杭州工場は主に、長安フォードのドアパネルと中央コンソールの組み立て、上海ゼネラル・モーターズ向けのドアトリム部品、そしてチェリー・ジャガーの計器板と中央コンソールの部品製造を行う。
220人以上が雇用され、7300平方メートルの敷地にオープンした新工場。高度な技術で製造された材料を使用し、多くのカスタムメイドされたステッチ・パターンにより、カットから縫製・ラップが行われる。
これにより同工場の製品は、他社と一線を画すプレミアムな仕上がりとなり、顧客に高級感という付加価値をもたらすことが見込まれる。
(画像はプレスリリースより)
IAC
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