小水力発電パイロット事業を開始
飛島建設株式会社と株式会社オリエンタルコンサルタンツは12日、岐阜県中津川市内で小水力発電パイロット事業に共同で取り組むことを発表した。
この事業ではそれぞれの強みを活かしていくということから、計画の時点で地域との相互協力と中津川市の支援をもとに進めている。
岐阜県は水力発電の実現可能性が高く、とくに中津川市付近は起伏の多い中山間地形のため小水力発電に適した水量・未利用落差が多い。
企業・地域・官民が連携
そのため今回は、中津川市内の落合平石地区にある農業用水路の未利用落差に着目し、水路の一部を発電用導水路として活用した。
また地域との協議をもとにして、経年劣化が進んだ水路や取水設備の改修・更新を行うことにより農業用水路としての利便性も高める。
今回の事業では企業・地域・官民の連携が重要となっており、パイロット事業としても、3つの連携による取組みが再生可能エネルギー事業の新たな事例となることを目指している。
両社は12月の完成・運転開始を目指して建設を進めていき、エンジニアリング事業として事業性の実証を行っていく。
発電所予定地:岐阜県中津川市落合字平石
(水系:木曽川水系落合川本谷)
事業主体:飛島建設・オリエンタルコンサルタンツ特定事業共同企業体
運転開始(2015年12月予定)から20年間
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
飛島建設株式会社 プレスリリース
http://www.tobishima.co.jp/news/news150612.html株式会社オリエンタルコンサルタンツ
http://www.oriconsul.co.jp