「雇用延長」についてアンケートを行い結果を発表
エン・ジャパン株式会社は11月16日、人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」でサイト利用者に「雇用延長」についてアンケートを行い結果を発表した。
60%が「70歳以上の雇用延長制度があれば転職を踏みとどまる」
「雇用延長制度が転職を考えるきっかけになる」と返答した人に、雇用延長制度が何歳までなら転職を踏みとどまるかを聞いたところ、60%の人が「70歳以上」と回答。
その理由は「昔とは違い今の60代では、まだ高い能力を発揮できる世代であるので、70歳までは仕事で役に立つと思うから」、「定年後の生活もあり年金が貰えるのも70歳ぐらいになると予想されるので、働けるうちは働かなければ生活困難になる可能性が高い」といった、働く気持ちの高さとともに生活面への不安が多くあった。
雇用延長制度は、90%以上が賛成
雇用延長制度については、90%以上の人が賛成と返答した。その理由は、「何十年も社会で生きていたからこその実績があるから」、「年金制度が頼りにならなくなってきた今、働く気持ちと能力がある60代、70代の高齢者が所得を獲得するための選択肢の一つとなる」という意見から、多くの方が賛成と答えた。
一方、反対意見は「若い世代にもっと活躍の場を与えるためにも辞めた方がいい」、「年金の減額、支給年齢を上げる原因となる」といったコメントもある。
(画像はニュースリリースより)
エン・ジャパン ニュースリリース
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