経営者の要介護状態に備える保険発売
朝日生命保険相互会社は、平成27年10月2日より法人の顧客向け商品「プライムステージ(介護保障定期保険)」を発売した。これは経営者が要介護状態となり、経営をリタイヤした場合などに備える保険となっている。
企業の経営にも大きく影響する要介護問題
高齢化社会と言われて久しい日本で、要介護問題も広がりを見せている。そこで経営者としても要介護状態となり、経営を離れることになる場合の不安がつきまとう。
同社が行ったインターネットによる調査では、経営者が「要介護3以上」になった場合、経営を降りざるを得ないと答えている人が最も多い。このようなことから、企業の経営においても介護に関する問題は切実だということが伺える。
経営者がいざ要介護となった場合、事業を存続し継承するにしても、まとまった資金が必要となる。またリタイヤ後の個人としての生活を支えるにも、まとまった退職金の準備が必要。
このような背景を受け、要介護認定時の事業承継リスクに備えつつ、勇退時の退職金等にも利用可能な「プライムステージ(介護保障定期保険)」が開発された。
解約したくない人には契約者貸付制度で資金調達
「プライムステージ」は公的介護保険制度の要介護3以上で認定されると介護一時金を支払い、企業経営をしっかりとサポートし、経営者の介護リスクに備える。
要介護状態となり経営を離れた後の、退職金の原資や運転資金の確保など、事業承継に悩む経営者を安心に導く保障となる。
また経営者の多様なニーズに応えるため、解約した場合は返戻金で、金額の大きい役員退職慰労金の財源や、事業承継時の資金に活用することも出来る。
さらには、解約せずに保障はそのままで資金を調達したい場合「契約者貸付制度」も用意され、緊急の資金ニーズにも対応できる。そのため一時的な事業資金が必要とされる時でも、解約や減額をせず資金の調達が可能となる。
(画像は朝日生命保険より)
朝日生命保険相互会社 プレスリリース
http://www.asahi-life.co.jp/company/pressrelease/20150930.pdf朝日生命保険相互会社
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