NHTSA、調査報告の遅れなどにより制裁金を科す!欠陥エアバッグ問題で
タカタ製の欠陥エアバッグが原因により、世界で100人以上もの負傷者、及び8人の死者を出している問題で、新たな動きが今回明らかになっている。
事故の原因などを調査しているアメリカ運輸省NHTSA(道路交通安全局)は、タカタの事故に関する情報開示や、調査協力態勢、リコール方法などに問題があったとして、制裁金7000万ドルの支払いを要求。またこの支払いに関して、既にタカタと合意に至ったとしている。
過去最高額の制裁金2億円を科すかどうかはタカタの動向次第!CEO「残念な結果」
既に合意に至った7000万ドル以外に、今後NHTSAと確認した安全に関わる条項を違反した場合、タカタへ追加制裁金の1億3000万ドルを科すとしている。もしこれが、現実のものとなれば合わせて、過去最高額の制裁金2億ドルとなる。
これらに関して、タカタCEOの高田重久氏は、
「今回の結果について非常に残念な気持ちである。信用回復に努め、安全を徹底したインフレーターづくりにまい進したい。」(North Jerseyより引用)
などと話している。
North Jersey
http://www.northjersey.com