換気扇パイプ用ファンを発売
三菱電機株式会社は、換気扇パイプ用ファンの新商品として、静音運転と高効率運転を実現した「人感センサータイプ」をはじめとする「センサータイプ」19機種を5月上旬に発売する。
戸建住宅で使用されるパイプ用ファンは、常時換気や居室の空気質改善のため換気運転が長時間にわたることが多く、音が快適な生活の妨げとなる場合がある。そのため低騒音化が求められるとともに、消費電力の低減が課題であった。
また、2012年12月の省エネ基準改正によって、住宅設備の一次エネルギー消費量の基準値が設定。それによって今後は建物の断熱性能だけでなく、換気設備を含む住宅設備機器に対しても、より省エネ性の高い機器が求められている。
(画像はプレスリリースより)
静音運転と高効率運転を実現
今回、こうした省エネ推進施策の要件を満たした、業界No.1の静音運転と高効率運転を実現したパイプ用ファンを発売することになった。
換気扇パイプ用ファンでは「サイレントウェーブレットファン(R)」を搭載することによって、業界No.1の静音運転を実現
。また騒音抑制技術採用の「サイレントウェーブレットファン(R)」によって、運転音を最大2dB低減した。
そして消費電力の削減によって、業界No.1の高効率運転を実現した。省エネ性の目安となる「比消費電力」は、最小0.024W/(m3/h)ということで高効率運転を実現した。
センサー回路の最適設計によって、消費電力を最大55%削減。なお比消費電力は換気扇の消費電力を有効換気量で割った値であり、値が低いほど換気扇の効率が高いことを示す。
「センサータイプ」のラインアップを拡充した。部屋の用途や生活シーンに応じた4種類の「センサータイプ」17機種をモデルチェンジし、接続パイプ100mm径タイプの「温度センサータイプ」を2機種新たに加えた。
三菱電機株式会社 ニュースリリース
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